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暗 渠 排 水
素焼土管 豊かな稔りは土地改良から
 Underdrainage
 はじめに  近年、農業経営の合理化、近代化、高収益化、転作等を促進する為、農林水産省では、農業基本法に基づいて、生産基盤の整備を推進しております。暗渠排水事業は湿田の乾田化、土壌改良、生産性の向上を可能にすると同時に、田畑輸換等、転作を容易にし、いかなる農業状勢にも対応できます。暗渠排水事業には以前から、各種の管材を使って開発がすすめられて来ましたが、近年、塩化ビニール管、プラスチック管等の化学製品が一部使用されておりますが、機能、耐用年数、施工性、経済性等の点で多くの欠点があり、受益者の満足が得られないのが実状です。
 暗渠排水用素焼土管は、アメリカ、西ドイツ、オランダ、ベルギー等、欧米農業先進国に於ても古くから利用され、勿論、我国でも1879年アメリカ人Brooksによって札幌農学校内で土管を試作し、1881年同校付属農場で土管埋設が行なわれたのが始まりのようであり、その後1930年代国の事業援助などによって急速に普及し、さらに1960年代の構造改善事業による圃場整備に伴なう農作業の大型化に対応する地耐力の増加の必要性から、土中水の排除策の一つとして暗渠排水は重要視されてきており、素焼土管暗渠は、その豊かな経験と機能が再評価されております。田中陶管の暗渠排水用素焼土管は、化学製品にまさる吸水効果(機能)その持続性、施工性、対圧強度等の面で優位性を持ち、最も経済効果が高く暗渠排水管として最適の資材であり、自信を持ってお勧めするものであります。
 素焼土管の用途

 ●田・畑の暗渠排水

 ●果樹園の暗渠排水

 ●干拓地の塩害除法

 ●競技場・校庭・ゴルフ場・テニスコート等の排水

 ●汚水浄化装置(土壌浄化法)

 ●ビニールハウス(温室)内省エネ装置

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